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片山衣料のブログ

20XX問題ってありますが

2024-05-14
毎年何かしらか社会問題がありますね。今年は物流の2024年問題だし、来年の2025年の崖問題は昭和100年なのでまたシステムトラブルが発生するかもしれないらしいです。2000年問題の頃もパソコンが狂うとか原発爆発とか懸念があって結局特に大きなトラブルはなかったと思いますが今回はどうなんでしょう。システム障害で通期連結業績予想を下方修正したグリコのケースがあちこち発生したらまずいですが。
どれだけ文明が進歩しても先の不安は拭えないでしょうし、数千年先にはなりますが西暦9999年→10000年になるタイミングは桁が増えるので、人類が生き残っていれば相も変わらずトラブル懸念が大きな話題になっていそうです。

そんな大規模の問題とは比べ物になりませんが、当社規模でもお仕事やっていると日々トラブルはつきもので、
  • 発注かけた生地とは異なる色番のプリーツ半製品が納入され、裁断縫製前に気づいて差し止めしたが、販売店に連絡した納期から最低一週間は遅れるので詫びを入れる
  • 入金催促して振り込まれた金額が半分程度だったりとか(再度交渉して諸条件を出すと共に月内支払いの約束を取付済)
  • 納入したプリーツ半製品の丈が若干短く、ベロが規定値取れない(5cmのところ3cm)のでこれまた詫び
  • 当社の事を自社倉庫と勘違いしている方が、運送会社の集荷時間過ぎてからの注文分を即発送できないことに怒り出す etc.

本当に色々あります。
20XX年問題のような社会問題と比較にはならないスケールですが、毎日何かしらかのトラブル対応やトラブルの芽を摘む対応していると、20XX年の社会問題も別にそんな怖くないというか、
「まあそうなったらそうなったでやるしかないでしょ?」
という心境ではあります。

ちなみに2024年物流問題に関することで言うと、今のところ当社ではネコポス→クロネコゆうパケットに変更と、置配を追加する程度の変更くらいですね。運賃の値上げは今のところ最小限で10%も改定していませんが、梱包用の段ボール等や化粧箱(2割も上がった...)の資材高騰ほうがどっちかというと痛いですね。

まあそれよりも気になるのが先日発表されたGPT-4モデルをアップデートした「GPT-4O(オー)」で、システムに話しかければなんと即座に音声で返答してくれるので流れるような会話が可能だそうです。
知識量も計算スピードもAIのほうが圧倒的に能力高いから、ホワイトカラーがいらなくなる(もしくは大部分がAIに置き換わる)のが一体20XX年になるのか…もしかするとほんの数年後かもしれません。
ネット通販とかの非対面接客はほぼこれに置き換わるかもで、例えば

  1. スマホ画面でサイトの会話ボタンをタップするとAIと会話出来て、AIがおススメ商品リスト提示
  2. こちらが言う商品と数量を買い物カゴに入れてくれ、個人情報入力は指紋認証or顔認証のみで注文完了
  3. もちろんレコメンド以外に「そのアイテムのそのサイズは20XX年3月にご購入済みですが買い足しでよろしいですか?」とか「もうすぐ修学旅行ですね、シャツの洗い替えのご準備はお済ですか?」とか聞いてくれたり

とかね。
アレクサはもうやってくれるんでしたっけ?持っていないから使ったことありませんが、アレクサ未連携の買い物カゴなんかはGPT-4oを組み入れて会話で購入機能を実装していく気もしますし、これテレビ通販番組なんてもってこいで「今やってるこの商品を購入しといて」とか、サイトを立ち上げたりフリーダイヤルで電話かける必要もないと。フリーダイヤルでTELしても応対するのはGPT-4o。それを24時間365日やってくれるとなると作業的な業務では人力だと100%太刀打ちできないんだろうなと思います。裁断したりプレゼン資料作ったりといった業務に集中できる時間は意外と少ないので(電話&来客&報告相談で都度ストップ)、AIアシスタントの進化は心待ちにしています。
まあここまで進むからこそ、逆に有人対面接客の付加価値が出てくるとも思ってはいますが。
この絵生成AIが作ってくれましたがペッ〇ー君に酷似してますね
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